このたび、岩手県の委託事業として、令和2年度から令和4年度まで本学が研究主幹機関として岩手県教育委員会?岩手県立大学の三者が共同して取り組んだ「いわて学びの改革研究事業」-「令和4年度いわて学びの改革研究事业研究成果报告书(最终年度)増补版」を公表しました。
本事业は、岩手県が推进している「いわて県民(2019-2028)」の一つ「新しい时代を切り拓くプロジェクト」-「学びの改革プロジェクト」を受け、岩手大学?岩手県教育委员会?岩手県立大学の叁者が共同し、岩手大学が研究主干机関として取り组んだ事业です。
具体的には、GIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想が推進される中、豊かな創造性を備え持続可能な新しい社会[Society5.0]の創り手となる児童生徒の育成を目指し、基礎的?基本的な知識および技能を確実に習得させつつ、ICTを活用した『主体的?対話的で深い学び』を実践?実証する事業(研究期間:令和2年度~令和4年度)です。
令和4年度版(最终报告书)増补版は、令和2年度?令和3年度の取り组みを含めた统合版であるともに、本学教育学部が强みとする「滨颁罢?情报教育」に関係するいくつかの学术研究(论文)や同事业で使用された研修会の资料等も所収しています。これらは、これからの初等中等教育における「滨颁罢?情报教育」の充実に役立つ基础的知见となることが期待されます。
今般増补版として本报告书に追加された学术论文「高等学校共通教科情报科における情报リテラシーの育成と今后の课题」は、本学に入学してくる学生の情报リテラシーに係る実态(自己认识)を13年间に亘り継続して调査した结果をまとめた资料论文です。
なお、この结果は令和5年7月26日(水)に开催された「令和5年度岩手県高等学校长协会と岩手大学との教育恳谈会」において、本学大学执行部として岩手県高等学校长协会へ报告したものでもあります。
今后も本学は、このような知见を生かし、学长が掲げるビジョン2030の実现、「地域に頼られる、そして尊敬され爱される存在」をめざし、地域の教育机関とも连携しながら、本学学生に対する「数理?データサイエンス、础滨教育」について重点的に取り组みます。
なお、「いわて学びの改革研究事业」における岩手大学独自の取り组み成果として、岩手大学教育学部?岩手大学教育学部の共同で执笔した「厂辞肠颈别迟测5.0时代の中学校教育の构想と実践」を刊行しています。本学では、令和4年度より新たな教育职员免许法にて必须となった「情报通信技术を活用した教育の理论及び方法」に係る科目の教科书として活用しています。本书は中学校のみならず小学校、高等学校の「教科等指导における滨颁罢活用」を构想する际にも役立つ内容となっています。
岩手大学教育学部?岩手大学教育学部[著]:「Society5.0時代の中学校教育の構想と実践」、福村出版 2022年06月 ISBN: 978-4-571-10197-7 (リンクの许诺を得ています。)